みなさんこんにちは!

ひさです!

本当は今回、リクガメフードというものについて書こうと思ってたんですが...

この生き餌と人工飼料の違いについても触れておかないと!

と書いているうちに思ったので書きましたww

というのも書いているうちに前回の野菜とは以上に長くなったのが原因ですね←

なので、長くなるなら分けよう!

ということです( •̀ω•́ )و

はい、そんなこんなで本題いきまーす٩( 'ω' )و

突然ですが...

生き餌と人工飼料

みなさん、どのように区別していますか?

僕は命あるもの(あったもの)

そのものと

人工的に作られた複合物

という考えで分けています。

わかりやすく言うと、ドッグフードや、亀の餌とかは人工飼料。

マウス(冷凍マウス)、コオロギ等は生き餌。

と分けています。
多分殆どの方が同じような考えなのではないかと思います🤔


では、野菜、野草は?
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これ...「草」っていうカテゴリーに分類している方が多いと思います。

しかし、実際は...


これも生き餌なんですね。

生きている、生きていた餌が生き餌。

人間が人工的に工場とかで作った複合物が人工飼料。

なので...人が食べているご飯。

フレンチ、中華、イタリアン、和食...
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これらに使われている殆どの食材も生き餌なんですね。

逆に、人がよく食べる人口フード(聞こえ悪い)は、お菓子
や、加工食品(カロリーメイト等)になる訳ですね。


しかし、この生き餌と、人工飼料は大きな違いが何点かあります。
それをおさらい?しましょう٩( 'ω' )و


生き餌(野菜含む)はその名の通り生きています。
もしくは、生きていました。

その為、生きる為にご飯を食べています。

その食べたご飯が体を作り大きく立派に成長します(≧∇≦)

食べ過ぎたら肥満に、食べ無さすぎたらガリガリに...

ニンニク食べ過ぎたら臭くなり、ミントばっかり食べたらミントの匂いが漂い...
二郎系ラーメンの全部マシマシ頼んだ次の日は、移動型生物兵器に早変わりですね。


つまり、生き餌達は故意的に、ご飯の質、栄養、匂い等を変化させ成長させる事が可能です。
例えば...

野菜なら土壌、水、光、肥料...これらで容易に栄養価は変わりますし、成長スピードも変化しますね(≧∇≦)

コオロギ、マウス等は与える餌を高カロリーなものに変えることでブリブリに太らすことが可能です。

人が食べているフルーツ魚は餌の中にフルーツ等を入れ、身に匂いや味を付けることで有名ですね。

このように、飼育者(管理者)は与える種に応じて栄養価を故意的に変化させたりもしているはず...です。

このように、故意的に栄養を過剰に与える事をガットローディングと言います。
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生き餌界隈では有名ですね(≧∇≦)
主にコオロギ、デュビア等の餌虫に対して行うことが多いです。

しかし、野菜などの草も一緒なんですね。

野菜ガットローディングができます。
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肥料等で行うのが一般的ですが、水質や、土壌でも栄養価などは変わってきます。

栄養価を故意的に変えることをガットローディングと言うため、野菜もガットローディング出来ているということになりますヽ(*´∀`)ノ

このように改めて言われるとたしかに🤔...

という感じですね。


次に、安定供給が難しい。

野菜なら季節、台風等の影響で価格が跳ね上がったりする事もしばしばあります。
餌虫なら、共食い、謎の突然死、蒸れによるカビの蔓延...

それらにより当初の予定に対して少ない収穫になる事もしばしばあると思います。
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これらの要因から、生き餌は高くなったり、手間がかかったりします。

虫をよく食べる生体を数多飼育している方は、生体を飼育しているのか、餌虫を飼育しているのかよく分からない状態に陥ったりする話をよく伺います( ̄▽ ̄;)
僕もそうでした。(あれは嫌でしたよ...)

欠点ばかり書いていますが、本来生き餌は嗜好性が物凄く高い餌です。
その為、
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自分の思い通りに栄養価と大きさをコントロールでき、嗜好性が高いが、安定供給が難しい。

のが生き餌ですね・:*+.(( °ω° ))/.:+


さらに...マウス、ラット以外の生き餌には基本、白い粉を振りかけます

あれをダスティングと言います。
粉まみれにする...まんまですねww

この粉はガットローディングしたものにも行いますが、主たる目的は不足していると疑われる栄養価を、さらに添加するのが目的です。

爬虫類は総じてカルシウム要求量が多い生き物です。
その為、コオロギや、デュビア、野菜等に適量(飼育者の気分)カルシウムサプリ等を振りかけますね。
これにより、高栄養価な食事をしているわけです(≧∇≦)



しかし、、マウス、ラットはダスティングをすることがあまりまりません。
むしろ、無いと言っても過言ではないです(`・ω・´)キリッ

これにはもちろん理由があります。
マウス、ラットは完全栄養食とも呼ばれており、それだけで個体が要求している栄養分を全て賄えるということです。
マウス等をメインで食べるのはモニター等のオオトカゲ、蛇等ですね。
モニターは何でも食べますが、蛇はマウスや、ウズラ等を食べますね。
丸呑みで。
この、丸呑みという事に意味があります。
人のように、身だけ食べるのではなく、毛や骨までちゃんと「ごちそうさま」できる蛇達は骨、毛、身、内臓これら全てから栄養を取り込んでいます。
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このように捕食する種によって食べる餌、要求される栄養は様々です。
それら、捕食者に応じて生き餌を用意しないと行けないのがネックですね。

さらに、自然下で取ってきた個体を養殖し、生き餌に使う場合は寄生虫に気をつけなければなりません。
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特にですね。

人にフォーカスを当てて話をすると、昔は日本人も体内に寄生虫が蔓延していました。
しかし、最近はほぼないですね。

最近の小学生は蟯虫の検査もしないですし、寄生虫は一般的なものという概念が無くなっています。

これは、農薬のお陰です。
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農薬により、葉や、実に付着した寄生虫が駆除され、クリーンな野菜、果実が提供される為に、人は寄生虫にかかりにくくなっています。

しかし、数年前からオーガニック(無農薬)に拘り出しましたね。
あれにより少しづつですが、また寄生虫が復活しつつあります。

このように、有機野菜は色々とデメリットもあります。

しかし、有機野菜は過酷な環境で育つ為、栄養も味も濃くなりますヽ(*´∀`)ノ


自然下で育った野菜、果実は確かに健康には良いですが、当然リスクもあるという事です。




では、人工飼料はどうでしょうか?

これらは、お菓子やカロリーメイト等と一緒と言いましたが、まさにその通りで...


工場にて決まった原料で作られる為、同じような形、同じ栄養分となっています。
さらに、大量に生産される為メジャーなものであれば価格も抑えられます。
人工飼料は物によっては獣医師監修の元作成されたり、
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メーカーが作っても数年ほど研究所にて、飼育している動物に実際に与えてみて結果を出してから販売している所もあります。

気候による影響も受けにくく、店頭で一時的に欠品することはあっても数日で手に入れることが可能です( •̀ω•́ )و
今では、Amazonや、ワイルドモンスター、チャーム等の通販ショップの影響もあり、さらにお手軽に手に入るようになりましたね(≧∇≦)
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さらに、工場で厳重な管理の下、作られる為、異物混入も少ないですし、自然下の生き餌みたく寄生虫に対する対策を考えなくてもいいです。

買ったはいいけど食い付きが悪い...
となるとお客さんは次にまたその品を買ってくれない。
という事を避けるため嗜好性も良くなっています。

「与えやすく、食べやすく」が人工飼料のモットーみたいな感じですね(≧∇≦)


一般的に人工飼料は「○○種専用!」等として販売されている事が多いです。
メジャーなのはドッグフード、キャットフードですね。
前面に犬用、猫用と押し出していますw
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勿論、その種に応じた栄養分を適切に配合している為、与える分量さえ間違わなければトラブルは起きません。



そんな人工飼料ですが、他の種の人工飼料を与える事も可能です。

例えば、レオパフードを昆虫食傾向のハコガメに与えたり、魚の餌を亀に与えたり、水棲カメの餌をリクガメに与えたり...

このように、要求される栄養価が近いと人工飼料でも互換性があります。

しかし、違う種に対し考慮された餌を与えている為、適度にその他の餌で栄養を補填したりする必要があります。

さらに、ダスティング等で栄養を補填する際もどの栄養素がどれだけ入っているかがすぐ分かります。
その為、
何が足りないのか。
何が多いのか。
すぐわかるのが人工飼料の最大のメリットですね。
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(リックゼリーの成分表)


さらに、人工飼料は大体乾燥してる事が多く、それ単体では匂いが少ないです。

さらに、乾燥してる為、長期保管も可能です。

量は様々ですが、生き餌と比較すると、ランニングコストが少なくなるのでお財布に優しくなります(≧∇≦)

もちろん、人工飼料のクオリティにもよりますが😅

生き餌特有の共喰いや、カビ、匂い、音はだいぶ軽減されるので慣れてしまうと中々生き餌に戻れませんね(*≧ω≦*)

このように生き餌と人工飼料は全然違います。

まとめると

生き餌
故意的に栄養と大きさを調整できる。
嗜好性が高い。
コストがかかる。
繁殖させると場所を取る。
生産性が悪い。
愛着が湧くこともある。

人工飼料
お手軽に手に入る。
嗜好性はまぁまぁ高い。
ランニングコストが低い。
場所を取らない。
日持ちする。
成分がわかる為、安心出来る。

このようにメリットデメリットがありますねヽ(*´∀`)ノ

どちらも良いところはありますし、悪い所もあります。
飼育している方の考え、飼育スペース、お財布事情等を考慮し与えるのが一般的ですね。


こんな事言うてますが、僕は両方食べるなら両方与えたらいいと言う考えです。

そうすることにより、前の記事で書いた「食事」がキチンと出来ると思うからです。

人も白ご飯だけとか、味噌汁だけでなく、主菜、副菜等がセットになった食事を食べてます。

なので、飼育している生き物にもそのようにバリエーションを増やし、メリハリを付けてあげるのが理想なのではと思ってます。

なので、人工飼料、生き餌の得手不得手を理解し、バランスを考えるのが重要ですね(≧∇≦)

偏食になってしまった場合はサプリ等でちゃんとダスティングしてあげると結果オーライになります。

もちろん中和できる限度はあります(;´Д`)


結局、バランスが大事ってことですね(≧∇≦)



長くなりましたが...

今回はここら辺でヽ(*´∀`)ノ


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