みなさんこんにちは!
ひさです!
久しぶりの投稿ですねw
色々調べると情報が多くなったので、まず、前書き的なことを書いていきます(≧∇≦)
前回はリクガメの餌(海外Ver.)を記事にしました。
いかがでしたか?
多分日本の飼育書等でも書いてあることが多かったと思いますが、タンパク質や、繊維質の物、フルーツ等については日本と違うところがあったと思います。
でも、他所は他所、うちはうちということで…
他の国なんやから仕方ない!
と割り切って考えてください( •̀ω•́ )و
他の国は日本と違い、餌、温度、湿度、飼育面積、世間での爬虫類の認知度、飼育の考え方、全てが違います。
なので、餌についても日本で恒常的に採取、購入できるものにスポットを当てて代用出来ないか?
という観点から考えてみましょう( •̀ω•́ )و
例えるなら、海外で日本食を作るような感じです٩( 'ω' )و
リクガメの餌の理想はカルシウムとリンの比率が5:1とされています。
お手軽なものでいうと、大根の葉、かぶの葉です。
リクガメは生息地により食事内容が変わる生き物です。
そこは蛇などと一緒ですが、ラット等の完全栄養食で済む蛇や、人工飼料で終生飼育可能な魚、水棲カメと違い様々な野菜、野草、タンパク質を与えるのがリクガメの基本的な考えですね。
野生下のリクガメは、200種類もの野草やフルーツを食しているとの記述もあります。
下のは、日本(の飼育書や、ネット等)でリクガメに与えて良いとされている食事です。
小松菜、チンゲン菜、白菜、大根葉、かぶの葉、レタス類、ツルムラサキ、水菜、人参、カボチャ類、パプリカ、トマト、キュウリ、セロリ、ズッキーニ、オクラ、モヤシ、豆苗、モロヘイヤ、サツマイモの葉、トウモロコシ、バジル、パセリ、ツルムラサキ、イチゴ、リンゴ、ミカン、柿、アロエ、ウチワサボテン、ハイビスカス等……
与えたらいけないものは…
毒のあるもの、スイセン、トリカブト、ヒガンバナ、ユリ等の球根から生えてくるもの全般(ニラを除く)
シュウ酸を多く含むほうれん草
アルカロイドを含むナス科の植物
タンパク質過多の豆、トウモロコシ
ゴイトロゲンを含むキャベツ等
フィチン酸の多い豆、穀物類
(前回アンケートした結果は次回の記事で公開します。)
等が上げられます。
このシュウ酸や、ゴイトロゲン等の成分については次の記事で書きます(分割しないと長くなる)が、リクガメや、草食動物に与える野草、野菜は、人間の食用の物を与えている方が多いと思います。
僕もその中の1人です。
何が言いたいかと言うと、人間が大丈夫と思っても、他の生き物にしてみれば毒であったり、逆のパターンもあるわけです。
体の構造ももちろんありますが、1番は体の大きさによる解毒、消化能力の違いです。
人間の大人が食べてるものが赤ちゃんも食べれるのか…
全部は無理です。
それと一緒で、全然違います。
それらを踏まえ、与える餌を決めないといけません。
しかし、〖これだけずっと与えたらいい!!〗
ってのはありません。
何故か…
野草、野菜は、和食のレパートリーの1つに過ぎません。
草食動物達もそうです。
飽きる飽きない、でバラエティを増やす…それもあるかもしれません。
ただ、肝機能等の解毒能力、腸の消化能力、カロリー、これらのバランスを偏らせないようにバランスよく与えることが必要です。
で、さらに彼ら爬虫類は変温動物です。
外気温の影響をモロに受け、それが消化能力にも直結します。
ここが盲点で、熱帯(ハワイ)等では普通にフルーツをリクガメに沢山与えているそうです。
つまり、日本の様な低い気温の場所ではそもそもリクガメに対してベストコンディションではなく、小さいうちなどはフルーツの与えすぎが返って悪影響を及ぼす可能性があります。
水分過多による下痢や消化不良ですね。
このように、与える餌の特性、飼育環境の状態、個体の健康状態等を日々観察し餌を与えていくのが重要だと思っています。
野菜やフルーツに対してはこんな感じで、次に人工飼料です。
これは、水棲カメでいうレプトミン、レオパでいうグラブパイみたいなものです。
や、
です。
これらは、与えすぎるとすぐに成長しますし、嗜好性もよく、これら人工飼料に食いついてくれると、爬虫類は特段に飼育しやすくなります( •̀ω•́ )و
リクガメ用の人工飼料も栄養が計算されており、与える量は体重の10%ぐらいで良いとされています(メーカー差あり)
その為、全く与えないよりは少しは与えた方が良いと感じます。
与えると言っても沢山種類があってどれがいいのか分からない_( ´ ω `_)⌒)_
そんな時は、他の飼育者、動物園、ペットショップで何を与えているのか見たり、聞いたりして試しながら与えるのがいいと思います٩( 'ω' )و
当然中には〖安かろう悪かろう〗もあります。
買う前提で相談するなら、個人的には専門のペットショップで聞いてみるのがいいかと思います。
聞いて答えてくれたものは大体店頭に置いてますからね(≧∇≦)
もちろん、向こうも商売なので売る気で来ますが(;´Д`)
動物園は聞いたら詳しく教えてくれる。
ここが1番大きいです(≧∇≦)
しかも、海外と情報を交換していたりする動物園もありますし、飼育環境も詳しく教えて下さることもあります。
事実、僕の亀友さんは分からなければ動物園に行って聞くことがあるとの事です。
そんな、リクガメフードですが、大体の方が使用しているのはこれらですね。
や、
このような人工飼料と、野草、野菜を混ぜてひとつの〖カメ食〗とするのが重要です( •̀ω•́ )و
これは、リクガメに限った話ではなく、他の草食動物、雑食動物、人、全てに共通することです。
ご家庭それぞれに家庭の味、おふくろの味があるように、色んなカメ食があると思います(≧∇≦)
是非、自分自身のカメ食を見つけて下さい٩( 'ω' )و
今現在、ひさ家では少し実験を行っています。
体重測定で少し書いていますが、人工飼料の過多、過少がどれほど甲羅と体重に直結するのか。
結果はまだ出ていませんが、人工飼料に関しては他の飼育者の意見を元に考察していこうと思っています。
では、また!
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