みなさん、こんにちは!

ひさです!

今回はメジャー種

和名:ミシシッピアカミミガメ
英名:red-eard slider 
学名:Trachemys scripta elegans

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について書いていきたいと思います( *˙ω˙*)و グッ!
お気づきかもしれませんが、英語でも赤い耳の亀です(^ω^)

学名ではアカミミガメ属を表す「 Trachemys scripta」に、ラテン語でスタイリッシュを意味する「elegans」が合わさったのがこの、アカミミガメです😆✨

僕は亀を飼育しだして今年(2018年)で18年になるんですが、その時から飼育してるのがアカミミガメなんです👏👏💕


アカミミガメはみなさん知っての通りミドリガメという名で夜店のカメ掬い、ホームセンター等で1000円以下の格安価格で販売されています。
最近は特定外来種に入ると言うことでメディアにも取り上げられ、知ったという方も多いかもしれません😅



生息域
元の生息域はざっくり言うとアメリカのミシシッピ川です。

ミシシッピ川はミシシッピワニ、アリゲーターガーなども生息している日本では考えられない過酷な水域です。

北アメリカのアマゾンと言っても過言では無いと思います。

それと同時に北アメリカ最大の最大の川です。


その過酷な生存競争から生き残る為、気性は少し荒く、繁殖力、環境適応力も凄まじいです。

気性に関しては、飼育し警戒心を解くと温和な性格になる事が多いです(*´ω`*)


ホント、結構人懐っこい性格してますよ(^ω^)

亀からすると、餌くれる人って認識かも知れませんが(´・ω・`)



正直、メディアで言うてること……大体間違ってると思います💦

誇張しすぎですw

生き物は生息できる環境に合わせて生息、繁殖、していきますので、アカミミガメが増えた……

沼が、池が、川が、生態系が……

というのは放流だけでなく、そのような環境にした人間サイドの問題でもあります。


はい、ちょっと重たくなってすみませんw

とりあえず、ミシシッピ川ってどこ?
って方は下の画像をご覧下さい☟☟☟

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お分かり頂けましたか?

地図で見ると横軸(北緯)が川のある所と日本がほぼ一緒。


なので、特別なことしなくても、四季が似て、年間の温度変化も似てる為、すぐに日本の環境に順応します。

冬眠もしますし、通年屋外飼育が可能です!


汽水域にも生息してますし、日本でも汚くなった河川に生息していることから、水質悪化にも耐えれる強い生き物というのが分かります。

自分の種が生き残るために身体を強くした結果ですねヽ(*´∀`)ノ


大きさ……ですが、まぁまぁ大きくなります(*`・ω・´)


甲長はメス♀で30cm程
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オス♂で20cm程です。
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ご覧の通り、メス♀の方が大きくなりますΣ( ̄□ ̄)!
もうね、貫禄が違います。
初見時は親子か?
思うぐらいの差があります(*´艸`)

川とかに沼にいたら主クラスですねw

ここまで大きくなるのに3~4年ぐらいです(◎_◎;)


小さなケージでも飼育可能ですが、本来は大きな川で自由に泳ぎまくり、日光浴を楽しむ亀です(*`・ω・´)

運動不足が懸念される為、本来の姿を楽しみ飼育するのであれば、大きな水槽、もしくは、コンテナ等の大きいもので飼育してあげて下さい🙏

その時横から泳いでる姿を見ることができると尚、良いと思います(*´ω`*)

学名でもelegans という名が与えらるように、本来は沢山魅力の詰まった亀ですから(*`・ω・´)

ちなみに他にelegansという名が与えられているのは、リクガメ属のインドホシガメです😆✨
学名がGeochelone elegans

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こういうことですね!(よく分からない)

スタイリッシュ(stylish)。
日本語に直すと「粋な」ってことですが……まぁ、うん。
分からないこともない…かな?

個人的には、elegans=綺麗、魅力と捉えてますが←

食性

基本雑食🍗🍆🍃🌿です。
幼体時は肉食🍖よりの雑食で、
成体では、植物🍃🌱よりの雑食になる傾向がありますが、飼育下では人工飼料オンリーでも飼育できます。

アカミミガメはスライダー属という種になるためものすごく泳ぎが上手いです👐👏


クーター属より小型の泳ぎの得意な種という分類ですね。

元々スライダー(slider)というのは、水に入る時に滑り落ちるように入水することからsliderとなったのだとか🤔

なるほどなーって感じました(´∀`)


甲羅(背甲)が盛り上がらないのは泳ぐ際に抵抗を減らすという進化の神秘ですね✨

しかし、いくら泳ぎが得意だからといって、泳ぎっぱなしって訳にもいかず、時には溺れることもあります😞😞

もちろん、楽しく泳いで貰うために水深や水場の広さは必要ですが、陸場も必要です。

ちなみに…ひさ家の飼育スタイルです。
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昔は室内飼育でしたが、大きくなるにつれ、水槽を置く場所が無くなったため、ベランダに移行しました!


これがひさ家には2つありますw

ホームセンターに売られているキングコンテナの100リットルクラスを使用し、陸場はプラダンを3枚重ねたものを使用しています。
周りのアルミ材ははコの字型のものをはめ込んでいるだけです(^ω^)

上2枚がクリア、1番下に黒という構造です。

亀は目が良いので、全てクリアだと、落ちると錯覚し登るのを躊躇います。
人間と一緒ですね(^ω^)

濾過器は申し訳程度に、投げ込み式の水作コア使用しています。
これで濾過をするつもりはほぼ無いです(*´艸`)

この濾過器の考え方としては、水を動かし水の腐敗を遅らせるために使ってます。

その時ついでに少し濾過してもらおうという感じですw

これでも夏場は水がすぐ汚れる為、週に1回ぐらいで水換えをしないといけません。

しかし、このタイプなら、床の水栓を抜くだけで水が全部抜けるので楽です😆✨

繁殖

亀の求愛は種ごとに全く違うので面白いんですが、

アカミミガメの求愛はオスがメスの前に回り込み、爪を見せびらかします。
その時ものすごく震わすのがいい男の条件だそうで🤔


うちのメスはさぞ鬱陶しかったんでしょうね。

目の前でチラつくオスの爪……

イライラしたんでしょう。

噛みました。

一心不乱に噛みました。

オスの爪が……ズタボロになりました💦

即別居し、今では完全に爪も戻ってますが、同棲する時は相性も問題ですね(;´Д`)

それからは、たまに交尾成功したり……

卵産んでも……全部水中産卵→破壊

の繰り返しやったんで孵化率0%です_( ´ ω `_)⌒)_

家に帰り、水槽を見ると卵が沈殿し、水面に油が……何回もありましたね😅

しかし、もう、2020年からアカミミガメの飼育規制が始まります。

その為に、もう繁殖も出来ませんね💦

こんなに魅力の詰まった亀が飼育できなくなるのは悲しいですが、許可を取れば飼育OKになります。

許可の詳細については、今地元の保健所で調べて貰っていますので、返事が来次第、記事にしたいと思います😉


と、まぁ……

ざっくりこんな感じですね。

アカミミガメって亜種も含めてアカミミガメで括ってますが、実際はものすごく亜種が存在しています🤔
昔は14種の亜種も今では11種になっています。

亜種それぞれ個性があり見ていて楽しいです😄✨
例えるなら観賞魚、熱帯魚のような綺麗さ、魅力です( *˙ω˙*)و グッ!


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